集団活動による幼児の健康な生活確立

幼児の主体的な活動は、友だちとの関わりを通してより充実し、豊かなものとなりますが、日本の幼稚園では、幼児が多数の同年代の友だちと関わり、気持ちを伝え合い、時には協力して活動に取り組む等の多様な体験を促しています。幼児はこのような体験をする過程で、他の幼児と支え合って生活する楽しさを味わいながら、主体性や社会的態度を身に付けていきます。東京都の港区立三光幼稚園では、一人ひとりの思いや活動をつなぐよう環境を構成し、集団の中で個人の良さが生かされるような幼児同士が関わり合うことのできる集団での活動を実施して、衛生と健康への意識の芽生えを培っています。学期の終了前には、友だちと協力をしながら、遊んだ遊具や、使っていた棚を綺麗に拭いたり、洗濯した布等を干したりしています。


   対象学年:

   活動カテゴリー:   

   時間:

幼稚園全学齢

衛生活動

約20分~30分間


ねらい

  • 自分の身の回りを清潔にすることで、衛生活動の必要性に気付きながら、衛生と健康の関係を知る。
  • だち良さに気付き一緒に活動する楽しさを味わう。

用意した教材・必要な教材

  • 掃除に必要な幼児用のほうき、ちりとりや雑巾等

実施順序

  1. 教師は掃除に必要な幼児用のほうき、ちりとり、雑巾等の用具を準備しておく。
  2. 教師は掃除の目的や必要性、衛生との関係について話す。
  3. 教師は幼児に掃除や洗濯の必要がある場所や物を考えさせたり、掃除の仕方の手本を示したりする。
  4. 掃除後には手洗いを行う。
  5. 教師は掃除を行った後の感想について、幼児に尋ねる。

参考資料

学期終了前の大掃除

調理器具やお弁当箱を拭いている様子

雑巾を洗っている様子

服を干している様子

収納ケースを拭いている様子

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