児童への保健指導として、コロナウイルス感染症に対する基本的な知識とその予防対策について学ぶ機会を提供し、その理解度を把握する簡単な検定試験に合格した児童に認定証を授与することで、児童のコロナウィルス感染症予防への意識を高めることをねらった活動の例です。
日本の学校には、「保健室の先生」と呼ばれる「養護教諭」が配置されています。学校内の保健室に常駐し、在学生の怪我・疾病等の応急処置、健康診断・健康観察等、在学生の心身の健康を担当します。養護教諭は通常は授業を行いませんが、学級担任などと協力し、健康教育や保健指導を行うことがあります。
今回の活動は保健指導を担当する養護教諭と学級担任、それに運動指導を担当する体育教諭が連携して行う例です。
対象学校:
小学校のどの学年でも可能
活動カテゴリー:
保健指導、肥満対策
時間:
休み時間などを使って実施
ねらい:
- 肥満傾向児童の食生活や生活習慣を見直し,バランスの良い体作りに必要な食習慣や生活習慣を育む。
- 同傾向にない児童には、身長の伸びと体重の現状維持により、良好な発育を維持する動機付けとする。
用意した教材・必要な機材:
実施順序:
作業 | 担当教員 | |
(1) | 教職員へ計画を共有する | 養護教諭 |
(2) | 肥満度30%以上の児童をリスト化する | 養護教諭、学級担任 |
(3) | 保護者に案内文を出し、ヘルシークラブへの参加希望者を募る | 学校長 |
(4) | 参加を希望した児童に対し、月に一度保健室で身長・体重を測定し、自分の体の様子をつかませる | 養護教諭 |
(5) | 簡単な体幹運動を児童と実施し,脂肪の燃焼しやすい体作りの実践を働きかける | 体育教諭 |
(6) | 参加児童への日常的な励ましや声かけや、他の児童への配慮を行う | 学級担任 |
(7) | 月に一度ヘルシー通信を発行し、参加児童とその保護者に食習慣や生活習慣について情報を共有する | 養護教諭 |
(8) | 肥満度30%を下回った児童には、卒業証を発行し、クラブ卒業を告げる | 養護教諭 |
参考資料:
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