各校が整列している様子
カイロ日本人学校では、交流校であるエルウィー校、エジプト日本学校 インダストリアルゾーン校の児童とカイロ大学、カナダ大学の学生を招き運動会を行いました。児童は、交流校の児童や学生と、競技や応援を行うことで、運動会で培われる異学年の縦のつながりに加え、他校の児童とのつながりが育まれ異文化交流が行えました。
他校を招待することで、カイロ日本人学校側には自分たちの日々の練習の成果の発表する機会となり、また、交流校側にとっても大きな刺激になりました。
対象学年:全学年
活動カテゴリー:学校行事、縦割り活動(異年齢活動)、異文化交流
時間:本番1日とリハーサル
ねらい
運動会に他校の児童や学生を招待することで、児童に次のような育ちが期待できます。
・運動会による異年齢交流、異文化交流を通して、協力することの大切さを理解し、お互いに思いやる心を育てる。
・運動会を通し責任感、自己有用感を高める。
・各学校の応援から、思いやりのある行動や優しい声掛けをなど、他者との接し方を学ぶ。
用意した教材・必要な機材
・徒競走
レーン、ゴールテープ
・綱引き
ロープ
・玉入れ
玉入れカゴ、玉入れ競技用の玉、音楽
実施順序
◎運動会プログラム(★記が本事例で紹介する交流校も参加する競技)
<開会式> 8:40~
<午前の部> 9:00~
1.準備運動「ラジオ体操」
2.応援
3.徒競走 ★交流校参加
4.綱引き ★交流校参加
5.大玉コロリン、親子でコロリン
6.玉入れ ★交流校参加
7.タマゴ!宅配便!
8.かけっこ
9.ソーラン節
<昼食休憩> 11:20~12:30
<午後の部> 12:30~
10.玉入れ
11.障がい物競走
12.紅白対抗リレー
<閉会式> 13:10~
◎交流校参加競技ルール
・徒競走:
自分が走るレーンの線に立ち、「用意」の合図で走るかまえをし、スタートの合図で走る競技。
①各自スタートレーンに立つ。
②審判の「位置について」「用意」で、レースの体制に入り、号砲の合図でスタートする。
③ゴールまで走り切る
・綱引き:
1本の綱を2チームに分かれ引っ張り合う競技。
児童が綱引きを行っている様子
①綱の中心から2mほど離れた位置から2チームが向かい合い、後方に向かって綱の横に立ち競技の位置につく。
②審判の合図で、両手で綱をもち、競技の体制に入る。
③スタートの合図と共に、両チームとも自分のチームの後ろに向かい、綱を引っ張り合う。
④競技の終了の合図時に、綱の中心が陣地に入っているチームの勝利
・玉入れ:
チームごとにかごに向かって玉を投げ入れ、かごに入った玉の数を競い合う。
児童が白線に合わせて待機している様子
①各チームの児童が、玉入れのかごの周囲に引かれた線に合わせ等間隔に並ぶ。
②音楽が流れたら、競技スタートの合図。ダンスをする。
③音楽が止まったら、地面に落ちている玉を広い、かごに向かって投げ入れる。音楽が止まっている間のみ玉を投げ入れることができる。
④音楽が始まったら、玉を投げ入れるのを止め、かごの周囲の線に戻りダンスをする。
⑤ ③から④を繰り返す。
⑥競技の終了の合図を受けて、審判がかごに入っている玉の数を数える。
⑦玉の数が多いチームの勝利
参考資料
JICAボランティア作成マニュアル
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