文京学院女子中学校高等学校:探究活動における途上国の妊産婦と新生児の保健に関する学び

2019年度の学園祭で高校1年生のクラス展示で、途上国の妊産婦問題を取り上げました。
アフリカという遠い土地で起こる妊産婦問題という課題に取り組む中で、安全なまちづくりや安全な水の供給、衛生・保健医療等、関連する様々なSDGs課題にまで発想が膨らみました。
文京学院女子中学校高等学校は女子校であることもあり、同じ女性が抱える課題に対する様々な共感が得られ、頭で理解するだけではなく、多くの生徒が課題を自分事として捉えられたことにより、より深い学びとなりました。学園祭でのワークショップでは、ペットボトルを利用した豚の貯金箱を作り、ポスターを見学した方から頂いた寄付を、ユニセフに寄付しました(それぞれの関心とリンクできるように、まとめて寄付ではなく、内訳も指定して寄付しました。)


   対象学年:

   活動カテゴリー:   

   時間:

中学校~

文化祭・探究活動

グループ分け2時間、クラス内発表会2時間(各グループの調べもの、まとめ、ワークショップの準備は各グループの裁量)


ねらい

アフリカの妊産婦問題から、SDGsについて考え、世界で起こる課題について理解を深める。

用意した教材・必要な教材

オリエンテーション資料

実施順序

①日本ユニセフ協会が公開しているYouTubeを視聴
https://www.youtube.com/watch?v=Kyu47FEoKgc

②各自の「ひっかかり」を付箋に記入し、グループ(単純な座席で作った)内で共有
  ※「ひっかかり」…テーマに関して気になったこと、関心をもったこと

③「ひっかかり」の系統が同じ者同士で探究を進めるグループを作り、探究開始

④夏期休業中のセミナー(クラス全員参加 必修)でユニセフハウス見学

⑤学園祭でポスターセッション、ワークショップの実施
学園祭にてそれぞれのグループで調べたことをポスターにして展示しました。

また、文化祭では豚の貯金箱を作るワークショップとSDGsすごろくを作成し、来場者に体験してもらいました。豚の貯金箱ワークショップに参加した来場者は、SDGsに関して自分の行動目標をそれに書き、実践できたときは自ら貯金し寄付に繋げていただくようにしました。ワークショップへの参加の有無に関わらず、寄付を申し出ていただけたので、見本の貯金箱に入れていただきました。また、SDGsすごろくではユニセフのコマに留まった際に募金をする、という仕組みを作りました。

豚の貯金箱を作るワークショップ

SDGsすごろくゲーム

参考資料

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