【日本・埼玉県】自分たちで創った、笑いあり、涙ありの「最後の授業参観」!

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【自分たちで考えた劇を保護者に披露した】

【飾りつけやプログラムなどもすべて子どもたちが作成した】

3学期の始業式、卒業までの予定を話しながら、最後の授業参観は何をしようかと聞くと、「自分たちで感謝の会をしたい!」と。話し合って自分たちで運営した会は、保護者も自分たちも涙する感動の会となった。


   対象学年:

   活動カテゴリー:   

   時間:

6年

学級会、授業参観

学級活動(1)(学級会)、2時間(話合い1時間+実践1時間)


ねらい

  • みんなで一つの会をつくり上げる活動を通して、積極的に社会に関わっていこうと意欲や態度を育成する。(資質・能力)
  • 12年間育ててくれた保護者に感謝の気持ちを伝えられるようにする。

用意した教材・必要な教材

  • 学級会グッズ
  • 劇に使った道具(子供たちが用意したダンボールなど)

実施順序

①「自分たちで感謝の会をしたい」と話した児童に、「本当にそう思うなら議題案として提案してみたら」と声をかけ、議題案が提案された。(写真は提案用紙)

②提案者と司会グループと教師で話をして、「なぜこの会を行うのか」を明確にした。今回は、「小学校生活最後の授業参観で、自分たちが成長できたのは家族のおかげだから、感謝と自分たちの成長を伝え、中学校への一歩にしたい」という思いから実施することになった。

③事前にアイデアを考えたものを出し合い、何がよいと思うか考えてから話合いに臨めるようにした。(写真は出された内容の候補と教師が作成した当日のイメージ)

  学級会で話し合って、当日やることやその工夫、役割分担を決めた。話し合いの結果、以下が決定した。

・劇をすること
・劇はクラスのキャラクター“キズナさん”を主人公にしたものにする
・内容は

1.生まれた場面
2.ランドセルを買ってくれた場面
3.看病してくれた場面
4.仕事を頑張ってくれた場面
5.送り迎えをしてくれた場面
6.ほめてくれる場面」

・全員が劇の役割を担うように分担すること

決まった内容に沿って、休み時間を使って練習をした。友達同士でアドバイスをし合ったり、他の先生にも披露してアドバイスをもらったりした。

⑥当日は練習した劇を披露した。教師は「教師の話」で出番があったのみで、他は全て子どもたちが運営を行った。

⑦当日保護者に「感想があれば書いてください」と置いておくと、30人もの保護者が感想を書いてくれた。それを並べて掲示した。

感想には「小学校生活6年間で1番楽しく、1番感動した心に響く授業でした。」「皆で協力して一つのものをつくりあげているのがとてもよくわかり、伝わりました。感動と嬉し涙が溢れました。」「とても感動いたしました。」「笑いあり、涙ありの授業参観で、感謝と感動でいっぱいです。大変愛ある教育をしてくださり、本当にありがとうございました。」といった言葉が並び、教師自身も涙する会となった。

<執筆者から(実施のポイントなど)>

  • 子どもたちが「自分たちでやってみたい」と思ったことで、信じて任せて行うことが、成長につながると思います。
  • この集会の前には「仲を深める会」といって、「仲がいいけどグループ化している」という学級の問題を解決する集会を開いていました。「話し合って、よりよい生活(社会)をつくる」という経験の積み重ねが大切です。

参考資料

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